【EMP 4】ニューポートのCO2の取り組みについて
- NEWPORT Helpdesk
- 2021年6月28日
- 読了時間: 4分
CSR担当(1年目)から、
ニューポートにおけるCO2の取り組みを紹介します。
まず、私たちは”CO2ゼロ企業”として活動しており、
企業として、具体的には2つの取り組みを行っています。

1. バイオマス発電の購入(2004年~)
「バイオマス発電」とは
カーボンニュートラル※1に基づいた環境にやさしい電力です。
バイオマスは、英語のbio(生物資源)mass(量)を表しています。
燃料となるバイオマスは、動植物※2から生まれた再生可能な有機性資源のことをいいます。
加工した固体燃料または発酵させてガスやエタノールを燃やすことでエネルギー(電気・熱)に変換します。この電気の部分がグリーン電力(再生可能エネルギーで作った電力)となります。
※1バイオマス発電は有機燃料を焼却することによりCO2は排出されますが、植物(有機燃料)はそのCO2を吸収している為差し引きゼロとなる
下記文章引用>>>経済産業省資源エネルギー庁
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温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする。
温室効果ガス(CO2だけに限らず、メタン、N2O(一酸化二窒素)、フロンガスを含)について、「排出を全体としてゼロにする」とのべているところです。「全体としてゼロに」とは、「排出量から吸収量と除去量を差し引いた合計をゼロにする」ことを意味します。つまり、排出を完全にゼロに抑えることは現実的に難しいため、排出せざるを得なかったぶんについては同じ量を「吸収」または「除去」することで、差し引きゼロ、正味ゼロ(ネットゼロ)を目指しましょう、ということです。これが、「カーボンニュートラル」の「ニュートラル(中立)」が意味するところです。)
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※2木質資源、下水汚泥、家畜糞尿、食物残渣等

➡ニューポートでは、本社で年間使用する電力35,000kWhをバイオマス発電によるグリーン電力でまかなっています。
2. モア・トゥリーズのクレジット購入(2013年~)
一般社団法人more trees(モア・トゥリーズ)とは…音楽家 坂本龍一氏が代表を務める森林保全団体です。加速する森林破壊と地球温暖化の危機的状況に行動を起こすために設立されました。国内外18か所に「more treesの森」を展開し、地域と協働で森林保全を行うほか、国産材を活用した商品やサービスの企画・開発、セミナーやイベントを通じた森の情報や魅力の発信など、「都市と森をつなぐ」をキーワードに「森と人がずっとともに生きる社会」を目指し、さまざまな取り組みを行っています。

➡ニューポートでどうしても排出してしまう社員の交通、輸入や国内輸送、倉庫の運営によるCO2をオフセットする為にこのモア・トゥリーズのクレジットを購入しています。
購入しているクレジットは森の手入れとして木を適正に伐る「間伐」を行ったことで森林を健全な状態に導き、発行されたものです。
木を伐ることで光が差し、新しい植物が生え、その植物を求める新たな動物の住処になるとも言われています。そうした取り組みに共感し、私達は他ではなくモア・トゥリーズとの取り組みを続けています。
さらに、日本の森を活性化したいという強い想いから国内外の森がある中で、日本の森のクレジットを購入するというこだわりも持っています。
ニューポートではこうした2つの取り組みを毎年欠かさず行い、これからも続けていきます。
しかし、理想とするのは、CO2をそもそも発生させないこと。
引き続き、業務上発生するCO2排出を減らす取組みをし続ける必要性があると考えています。
CO2を出さないために日々取り組んでいること
・マイカップ持参
・節電(無駄な電気や空調を消す)
・PCやPDF化の促進により紙を使わない
・通勤や移動で発生するCO2排出量の測定
・トイレにペーパータオルを置かない
個人でできることは小さなことですが、特に、社員全員が毎月、移動の距離からCO2排出量の計算を行っていることに当初はとても驚きました。
数値化することで、乗り物に乗るだけでも排出に繋がっているのだと実感しました。
また、この活動についてや、日々の取り組みについては社内の目につく場所に掲出されております。自然に環境について考えたり、ごみの分別やエレベーターやエスカレーターを使わないなどプライベートでも意識した行動がとれるようになったスタッフも多いです。
1人1人の意識によって、より良い未来に貢献できるよう、これからも全員で取り組んでいきます。
↓弊社がクレジットを購入している森を訪れたときの写真です。

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